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ホーム > 理事によるリレーエッセー > 心理的虐待の広がりと影響 |
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理事によるリレーエッセー/第16号心理的虐待の広がりと影響−大阪コミュニティ調査から−大阪樟蔭女子大学・石川 義之 子ども虐待の調査研究もかなり進展してきたが、心理的虐待に関する調査は著しく立ち遅れている。そこで、2004年から2005年にかけて、立命館大学院生(小宅理沙さんたち)や大阪樟蔭女子大学・滋賀大学の学生さんの協力を得て、大阪市の20歳代の男女を対象に層化2段抽出法による無作為標本調査を実施した。その調査結果のエッセンスを紹介する。 <図 心理的虐待被害経験の心理的・社会的影響−共分散構造分析−> ![]() 上図は、共分散構造分析に基づき心理的虐待被害経験のもたらす心理的・社会的影響の方向と強さを示した図である。矢印の上に示した数値はパス係数といって、因果関係の強さを表している。上の図から心理的虐待被害経験が心理的損傷(PTSDなど)への影響を介して、さらに社会的損傷への影響を介して、社会生活困難度(不登校、摂食障害、自傷行為など)や子ども時代の日常生活不満度(家庭・学校・地域社会などでの生活不満度)や成人期の日常生活不満度(家庭生活不満度など)に対して統計的に有意な影響を及ぼしていることが窺われる。 (ニュースレター16号/2006年8月) |
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